初の移動通信用衛星「天通一号01」 打ち上げに成功
(写真:english.gov.cn)
(CRI) 四川省の西昌衛星発射センターで6日午前0時22分(日本時間1時22分)、中国初の移動通信用衛星「天通一号01」が、運搬ロケット長征3号を用いて打ち上げられました。
天通一号は中国が独自に研究開発した衛星移動通信システムを構築するもので、空間情報インフラの重要な一部分です。このシステムは宇宙、地上、ユーザー端末の3つからなり、そのうち宇宙の部分は静止トランスファ軌道上の多数の移動通信用衛星で構築される予定です。
天通一号01は地上の移動通信システムと移動通信網を構築し、中国と周辺諸国、中東、アフリカおよび太平洋、インド洋の大部分の海域のユーザーに対し、音声通話・SMS・データ通信などを含むモバイル通信サービスを提供することになります。